【作業紹介】・・BMW E90 323iパッド交換+ローター研磨
こんばんは、店長の林です。
今日の西播磨地方は、朝から曇り空で、暑さの方も昨日よりは、少し和らいだような気がしますが、
湿度が、高いのかまだまだ蒸し暑いのが、現状です。
ここらで、まとまった雨が、一発来ると一気に気温が、下がってコオロギ君も元気に演奏しだすのにな~。
さて、今日の作業紹介は、BMW日帰りパッド交換作業です。
オーナー様
兵庫県加古川市 〇〇様 レガシィBPにGDBブレンボ移植に引き続き・・ ありがとうございます。
車輌・・BMW E90 323i
【パッド】・・DIXCEL Mtype 1台分
【ローター】・・Fローター研磨
【その他】・・パッドセンサー・Rシム
【Fパッド】
シムプレートが、新品に付いておりますので、高粘度グリースを塗りつけるだけでOK!
【Rパッド】
R用は、シムプレートが、付いてなかったので、後々に音鳴きが、発生してご迷惑おかけするおそれが、ありますので、貼り付けタイプのシムをつけることにしました。
パッド裏のリベット用の出っ張りを研磨して、フラットにする。
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脱脂する。
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パッド裏板を遠赤外線ヒーターで、温めます。温めると言うより焼くに近いかな。
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熱くなったパッドの裏にシムを貼り付けます。
接着力を高める為にバイスに挟んで、ググッと締め付けます。
その際の締め付けトルクは、ググッとN・mになります。
擬音って便利ですね!
そうです。ぐぐっと。・・お腹が空いとん違いますよ。
フロントのローターが、えらいことちびております。ちびる→減る
縁の段差にパッドが、少しでも乗かかったら、パッドの全面が、ローターに当たらないので、摩擦係数が、小さくなりブレーキ効かへん・・あれ~ってことになるのは、想像できますよね。
そんな時は、すぐやるK-クラでは、高精度研磨機を使用して、まずは、外周の耳(段付になっていたところ)を
まずは、研磨します。
それから、更に追い込んで研磨していくと画像のように部分的に著しく削れている部分が、顔を表わします。
顔を表わしたものですから、一応、『こんにちは』と挨拶をします。
挨拶の後は、更に追い込んで完全にフラットにします。
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その後、仕上げの低回転にセットして、刃も薄く削れるようにセットして、最終仕上げです。
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それでも、このままでは、ペダルタッチに違和感が、生じますので、最後は、サンドペーパーにて仕上げます。
後は、適材適所にパッドグリースを塗りつけ、組み付けます。
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パッドセンサーも交換し、ホイールを取り付け終了です。
現在は、純正ホイールですが、現在注文中のプロドライブと新品タイヤに交換予定です。
7キロ程度、当たりつけ、フィーリングを見るために試乗しましたが、ダストが、ほとんど出ないのには、何度乗っても驚きです。
次のステップは、新品ローター+ドリルド加工で、バッチリ!
画像をかなり割愛しましたが、きちんとしたブレーキパッド交換は、結構手間がかかるもんですよ。
K-クラは、パッド交換が、目的ではなく。
ブレーキの制動力up+フィーリングupが、目的です。
注・・貼り付けタイプのシム部品のみの販売は、いたしておりません。
ブレーキング時の音鳴きや、強烈なダストでホイールが、すぐに汚れる。ブレーキが、イマイチ効かない、ハンドルやペダルが、ブルブル震える等でお悩みの方は、お気軽にご相談くださいませ。
0791-65-9810 担当 林