NSXヘッドカバーの結晶塗装
2019/08/02
こんばんは、店長の林です。
夏本番、とろけそうなくらい暑い午後ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
さて、今日の作業紹介は、HONDA NSXのヘッドカバー(タペットカバー)の結晶塗装のご紹介です。
画像は、インテークマニホールドカバー・・3台分+ヘッドカバー2台分になります。
NSXのtypeR以外は、ブラックですので、リアのハッチを開けた時の絵画が、地味~!
やっぱりtypeR風に燃えるような赤のヘッドカバーにしたいよね。
とっ言うことで、早速作業開始。
①塗装を薬剤にて剥離。
②水洗、エアブロー、マスキング
③サンドブラスト
④スプラッシュショット・・アルカリ性の洗剤(温水)にて洗浄。
⑤バッフルプレート内に侵入したブラストメディアもスプラッシュショットの流量と水圧で、
除去いたします。
画像のように、相当入り組んだ構造でも、200v大型ポンプの力で徹底的に追い出します。
⑥更に微量の残留メディアも大型の超音波洗浄機にて、除去いたします。
⑦~⑲まで、割愛して・・ そんなにないですが・・
120℃で温めたら、縮んで完成。
僕は、暖かいと伸びる、寒いときは、縮む。 貴方は、どうですか?
【完成!】 要所、要所をガンコート(チタニウム)で、処理しているのが、こだわりです。
毎度のご依頼、まことにありがとうございます。
今後共、末永いお付き合いよろしくお願いいたします。
それでは、この辺で~。