フェラーリ612スカリエッティ ブレンボキャリパー修理、OH
今日は、ブレンボキャリパーの修理、OHブログになります。
フェラーリ612スカリエッティのフロントブレーキが、引きずっている症状で困っているとの
ことで、キャリパーを外してお持ち込みくださいました。
ピストンやブーツの状態は、画像のように良好。
エアで、ピストンが、出ないので油圧をかけたところ、片側しかピストンが出ません?
もしかして? バイパスパイプを外してみたところ、白い粉が詰まってます。
キャリパーに薬を隠して密輸していたな?
警視庁24時間密着スペシャルのナレーションが、頭の中に流れております。
パイプが、付いていた穴も昆虫の卵か?
シリンダーの中も・・
ウェットブラストを使用して、除去するか?
ピストン抜いてますので、気にせず細かなところまで、ウェットブラストで
綺麗にしていきます。
パイプも針金+ウェットで、貫通しました。
完全にスッキリしたところで、新品のシールKITを組み込んでいきます。
組付け後にエアを使って、ピストンの動きを確認しましす。
勿論ですが、画像のようにスムーズに動きましたので、この後
耐圧テスターでチェックして完成です。
【完成画像】
新品のように生まれ変わりましたよ。
この度は、ご依頼いただきましてまことにありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、本日は、この辺で。
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