ブレーキ工房 K-CRAFT

オリジナルブレーキキット・オーバーホール

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RX-7 FD3Sに装着用 グレッディ―ブレーキKIT OH、研磨、塗装等、徹底レストア&ドレスアップ作業

      2023/08/20

オーナー様

大阪府 〇〇様

車輛・・・FD3S   17インチ

キャリパー・・・グレッディリフレッシュ、剥離、再塗装、OH、バイパスチューブ新品交換、圧テスト

ローター・・・2Pローターリフレッシュ、研磨、ベルハット剥離再塗装ガンコート、外周ガンコート、その他錆止め塗装

お客様が、FD3Sに装着されるとのことで、OH,リフレッシュ、ドレスアップご希望でお持ち込みくださいました。

 

キャリパーの外見は、こんな感じ・・・

ピストンを抜いてみると、インナーシール溝までの錆で大丈夫そうです。
ウェットブラストで綺麗になりますよ。きっと。

お客様が、用意されたグレッディ―の純正パーツです。
心強いです。 助かります。

作業は、工程を書き出して、順序良く進めていきましたよ。

工程表を作ったことで、小さな脳みそが、更にすっきりしてイライラせずに集中し、いい仕事出来ました。

ここからは、ようやくレストアが、完了してピストンを組み込む前に、我に返りパチリ!

せっかく新品ピストン組むんだから、シリンダーもこれくらいにしてあげたいのが信条。

新品シール+新品ピストン+新品バイパスチューブ+新品ニップルで組み上げ耐圧テスト。

結果は、バッチリOK!

沢山の工程を経て、新品以上と言ってもいいくらいのクオリティで仕上がりましたよ。

キャリパーのボルトもウェットブラストブラスト後にメッキが薄く錆びやすくなりますので、
念のためにクリアにて仕上げさせていただきました。
又、キャリパーカラーもロゴも各担当者が、こだわりと時間をかけて腕を振るいましたよ。

角度を変えて撮影して見ました。

塗装をするとボルトが緩む箇所、ブレーキフルードが漏れる箇所、パッドの動きが悪くなる箇所等々・・
専門店だから、責任を持って出来る仕事が、あります。

腐食しやすいアルミベルハットを守るために、エポキシ耐熱防錆塗料で焼き付け、その上にガンコート塗装、
再度焼き付け、冷却後にガンコートの対候性を上げるべく、再度ガンコートのクリアをコートして、再度焼き付け。
非常に、時間、手間、コストがかかっております。

その結果は、何年後に現れるかな?

錆びやすい外周もエポキシ焼き付け塗装でバッチリ!

ガンコート塗り分けにて仕上げております。

裏側の錆も綺麗に除去して、ガンコートにて仕上げさせていただきました。

アップにも耐えられるかな?
パーツクリーナー、シンナーにもヘッチャラですよ。

オーナー様へ
他店での取り付けとなりますが、取り付け完了しましたら、お暇なときにでも是非お立ち寄りくださいませ。
この度は、ご依頼いただきましてまことにありがとうございました。

                         それでは、本日は、この辺で。

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