ブレーキ工房 K-CRAFT

オリジナルブレーキキット・オーバーホール

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④ランドクルーザー300系ブレーキカスタマイズ(キャリパー整形塗装+12本スリット、ガンコート仕上げ)

      2023/12/27


皆さん、こんばんは、店長の林です。
バタバタと作業に追われ、接客に追われてあっという間に夜になってしまいました。

お客様の大事なお車をピットに入れると、ランドクルーザー専門店のような感じになってしまいましたよ。
階段の横壁には、先般のイベントで使用したディフェンダーのパネルが、沢山・・

いつの間にやら高級SUVの専門店のような感じに見えるのは、時代の流れによるものでしょうか?

 

 

さて、翌朝から4台目の300系ランドクルーザーの作業に入ります。

神戸市にお住いの〇〇様
仕様も決定してますので、スタッフ全員力を合わせて頑張りますよ

勿論ですが、キャリパーに養生してホイール、キャリパー共に一切、傷をつけないように取り外します。

【F純正状態】
何度も言います・・ここだけが、残念!


このキャリパーにカバーなんてプラスチックのオモチャを付けようとしてる人、もっと残念ですから。

 

【R純正状態】・・語りたくもない・・汗。

 

 

 

早速、外したブレーキローターから作業に入ります。

 

 

 

純正の塗装を画像のように落としてしまってから、熱で固まる防錆力の高いエポキシ塗料を吹きます。
外周部の奥まで入れたり、ベーンの両サイドやローター外周の内側裏、表に塗料を乗せていくのが、
結構時間が、かかります。

 

 

 

 

乾燥庫に入れて、いつも通り段階的に180℃まで温度を上げていきます。

 

 

 

冷却後に足付け、ガンコートのゴールドカラーを吹いて、又もや段階的に温度を180℃まで上げていきます。
悲しいかな、これで1日終了。

 

 

 

翌日冷えたローターのゴールドカラーにガンコート(クリア)を吹き付け、再度、段階的に温度を180℃まで上げて
2時間焼き付けます。

 

冷却後にパッドあたり面のみ、余分な塗料を取り除いていきます。

 

お客様のご要望通りにゴンブト12本スリットに加工していきます。

 

近くで見るとこんな感じ! 地味~に、地味~に時間が、流れます・・。

 

極秘のキャリパー作業は、割愛していよいよ完成!

 

さて、いよいよビフォーアフターの始まり始まり。

【F純正】

 

 

 

【F整形塗装後】

 

 

 

背筋もゆがみも?

 

 

 

シャキーン、まるでモノブロックキャリパーのように、仕上がりました。

 

 

【R純正状態】

 

 

 

 

【整形塗装後】
コッテリ、つるピカ、段差なし。
これが、K-クラ自慢の三拍子!

 

 

 


【完成ローター】・・画像をクリックして大きな画像でご覧くださいませ。

 

 

【外周部】

 

 

 

 

【Fキャリパー裏側】

 

 

 

 

【Rキャリパー裏側】

 

 

 

【キャリパー+ローター装着ビフォー+アフター】

画像をクリックして大きな画像でご覧くださいね。

 

 

 

これで、終わりじゃないのが、現代車!
専用コンピューターを利用してエア抜き、リアブレーキエラー解除、タイヤ空気圧センサー設定等。
お客様が、思っているより大変です。きっと、たぶん、メカニックの貴方ならわかるはず。

 

 

いよいよ引き取りは、昼からに迫った中、お車の洗車です。

タイヤにナイロン被っているのは、なんでだろう?
タイヤだってシャンプーが、目に染みるのかな~?

A:せっかくのローターが、錆びないように、実験的に初めて被せてみたところ、これが大正解!

さび落としのために、もう一度試乗する時間が、削減。ホイールも洗い立てで超きれい。

 

 

 

【SHOP前にて】
お客様にも大変気に入っていただき、こちらも大満足。
スタッフ一同、本当、この仕事が大好きです。

この度は、数ある業者の中から当店をお選びいただきまことにありがとうございました。


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