DUCATIバイクフレーム パウダーコーティング+ミラー艶消し塗装
2020/03/30
こんにちは、店長の林です。
鮮度の悪いブログにお付き合いいただきまことにありがとうございます。
店長もどっぷり作業に入っておりますので、作業優先? 趣味優先?
まっ、そんな噂は、無視して、バイクのレストアネタお伝えさせていただきます。
オーナー様
たつの市 〇〇様
車両・・DUCATI 750
バイクショップで、旧塗膜を剥離、ブラストをされてお持ち込みくださいました。
DUCATIのシンボルカラーのレッドにてパウダーコーティング依頼です。
もう一点は、純正の新品ミラーを画像右のような艶消しにされたいとのことです。
お任せください。艶消しや半艶は、大得意!
ブラスト後の肌を滑らかにしたり、ピンホール等に残った油脂、エア等が、200℃近くの温度で
パウダーコーティングに悪影響を及ぼすのを防ぐために、パウダーのプライマーを専用ガンで電着させます。
パウダーのプライマーを200℃近くの温度で溶着させていきます。
プライマーの施工が、終わったフレームに再度レッドのパウダーを電着させます。
ところが、このままでは、レッドのパウダーが電着していきません。
何故って、先に施工したプライマーによりフレームに電気が、流れません。
塗装した部分からアースをとる場合は、塗膜を削ったりしてアース線を取り付ける筈、
すなわち、先のプライマーが絶縁体となり電着力が、弱まってます。
じゃどうするのって?
それは、秘密です。
ココが、YouTube等で簡単そうに施工している動画と違うとこ!
綺麗に引っ付いてくれましたが、これから薄い部分が無いかLEDランプを当てて、隅々まで点検します。
点検が終われば、服やズボンに当たらないよう注意しながら、男二人で乾燥庫に吊り下げます。
200℃近い温度で1時間程度焼き上げます。
完成したDUCATIバイクフレーム
気持ちいい!
この度は、ご依頼いただきましてまことにありがとうございました。
今後共、末永いお付き合いよろしくお願いいたします。