パンストに電線(スリット)、靴下に穴(ドリルホール)
今日もお仕事頑張っております。
昨日に引き続き前後1台分のカスタマイズのお仕事をいただきましたので、少しご紹介させていただきます。
1件目は、アリストJZS161
■フロント
レクサスGS350キャリパー&334mmドリルド&スリット
■リア
JZX110用リアキャリパー&161リビルト、ドリルド&スリット(前後交換プランでリーズナブルが、good!)
特にリアは、JZX110用をあえて使用するところが、ミソ。同じキャリパーだと思っている貴方!イロイロ検索してみて、比べてみてください。
きっと新たな発見が、あるはずです!
2件目は、JZS171 クラウンアスリート
■フロント
純正片押しリメイク&324mm12本ゴンブトスリットローター(キャリパーは、交換プラン)
■リア
純正対向式リメイク&16用12本ゴンブトスリットローター(キャリパー、ローター共に交換プラン)
上記、2件共に前もって作成しておいて、当日ドライブ気分で日帰り装着です。
お客様にっこりルンルン、私は、イライラ脱毛促進。しかし、完成後のお客様の笑顔を想像し、頑張っちゃいます。
既に作業は、どんどん進んでおりまして、JZA80スープラ17インチ車のローターを加工しております。
段彫り加工は、施しませんので、耐熱カラー塗装とパッド当たり面の見切りをよくするため、パッドを宛がい境目に機械で少しばかり掘り込みます。その線より内側に塗装を施し、又、2枚目の画像のようにパッドあたり面を超えないようにスリット加工を施します。
分かっていただけましたでしょうか?WEB上では、装着しましたというピカピカローターの画像をよく目にしますが、雨の多い日本ですから、1ヶ月後のローターが、どうゆう状態になっているか?半年後は?流用にも少しばかりの気の利いた技が、必要です。
パッドの当たり面以外の錆び付いたところまでスリットやドリルドホールが、入っていては、幻滅しちゃいますよね。パンストに電線が、入っていたり、靴下に穴が開いていたりとよく似た状況だよね。変な例えかな・・・?
つまり、当店のローター加工は、量産加工のローターと違い、お客様の笑顔を想像し作った、気持ちの入った工業製品です。
それでは、納期まで今しばらくお待ちくださいますようよろしくお願い致します。